ブックタイトルアイコットリョーワ 2020総合カタログ

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概要

アイコットリョーワ 2020総合カタログ

内外壁後張り工法施工要領ー有機系接着剤張りー●ビル外壁への施工コンクリート躯体などに、専用接着剤スタップ・ジーエスで適用タイルを張付けます。専用接着剤スタップ・ジーエスは、全国タイル工業組合が運用する「外装タイルと有機系接着剤の組合せ品質認定制度:Q?CAT」認定(C)を受けており、大型建築物への安全なタイル張りができます。タイルシリーズによりスタップ・ジーエスの塗布方法が異なるため、正しい組合せでの施工をしてください。伸縮調整目地コンクリートモルタル下地スタップ・ジーエス適用タイル・モルタル(コンクリート)下地について・モルタル(コンクリート)下地は、1mにつき3mm以内の面精度下地としてください。・タイル目地は、伸縮調整目地、ひび割れ誘発目地や水平打継目地と一致させてください。目地をまたいでのタイル張りはできません。・接着剤塗布面に吸水調整材を塗布しないでください。モルタル施工時には、吸水調整材のはみ出しにご注意ください。・モルタル(コンクリート)下地の特性をご理解した上で、正しい施工を行ってください。下地施工詳細は、コンクリート工事(JASS5)および左官工事(JASS15)をご確認ください。施工要領板間シーリング押出成形セメント板スタップ・ジーエス適用タイル・押出成形セメント板について・押出成形セメント板へのタイル張りは、フラットパネルを使用してください。・押出成形セメント板は、モルタルによる補修ができないため、パネル相互の目違いは3mm以内となるように建て込みください。・吸水調整材は塗布しないでください。接着不良の原因となります。・タイル目地は、板間目地と一致させてください。目地をまたいでのタイル張りはできません。・押出成形セメント板下地の特性をご理解した上で、正しい施工を行ってください。下地施工詳細は、乾式外壁工事(JASS27)をご確認ください。板間シーリング不陸調整モルタル下処理塗材ALCスタップ・ジーエス適用タイル・ALCパネル下地について・ALCパネルへのタイル張りは、下地処理材を含めて仕上り総重量30kg/m2程度までとしてください。・タイル目地は、板間目地と一致させてください。目地をまたいでのタイル張りはできません。・接着剤の吸い込みを防止するため、セメント系下地調整塗材2種(C-2)や有機系プライマーを全面塗布してください。パネル間の不陸目違いは、3mm以下となるようセメント系下地調整厚塗材(CM-2)で不陸調整ください。不陸調整モルタルの塗り厚は6mm以下としてください。・接着剤塗布面に吸水調整材を塗布しないでください。下地調整材施工時には、吸水調整材のはみ出しにご注意ください。・ALCパネル下地の特性をご理解した上で、正しい施工を行ってください。下地施工詳細はALC工事(JASS21)をご確認ください。詳細は、「建築工事標準仕様書・同解説JASS19陶磁器質タイル張り工事」、全国タイル工業組合「外装タイル弾性接着剤張りQ-CAT工事標準仕様書・同解説」をご確認ください。336