ブックタイトルアイコットリョーワ 2020総合カタログ

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概要

アイコットリョーワ 2020総合カタログ

内外壁後張り工法施工要領ー有機系接着剤張りー●セビルストーン(ブリック)及びブリックスタイルタイル、スライスレンガの施工セビルストーン(ブリック)は、セメントと軽量骨材を主成分とした製品です。焼成タイルと比較し、吸水率が高く割れやすいため、使用箇所や雨仕舞いなどに注意が必要です。また、ブリックスタイルタイルやスライスレンガも原料組成が一般タイルと異なり吸水率が高いため、セビルストーン(ブリック)の施工法に準じてください。内外装タイル張り用有機系接着剤スタップ・ジーエスを使用すると、割れ防止に効果があります。【システム例】適応範囲下地材仕上材接着剤種類コテコンクリート、コンクリートブロックモルタルセビルストーン(ブリック)ブリックスタイルタイルスライスレンガスタップ・ジーエス8mmクシ目以上5mmクシ目(ブリック)【設計施工上の注意事項】※接着剤のタイル付着面積は、60%以上万遍なく確保ください。施工要領1.セビルストーンは、張付け高さ3m以下です。2.色幅や寸法に大きなバラツキを持たせてあります。予め、サンプルで色調を確認してください。切断幅を加味し割付けてください。3.色調、大きさ、テクスチャが隣接しないよう、仮置きし意匠確認を行ってください。4.本製品を笠木として使用しないでください。使用箇所の凍害だけでなく、壁面へ水廻りして白華・剥離の原因となります。鋼板製等の笠木材を使用ください。5.本製品は塗り目地ができません。目地袋充填とし、表面に付着した汚れは、直ちに拭き取り清掃ください。吸水防止のため、目地幅を設定する場合は、目地詰めを行ってください。6.本製品は酸洗いできません。水湿しをしたスポンジや軟質ブラシで清掃ください。7. ICDなどの大きな材料は、張付け前にダレの確認を行ってください。特に夏季は接着剤が軟化しているため、ダレ防止処置を行ってください。8.吸水率が高いため、雨仕舞いの程度や使用部位により、雨天後に変色する場合があります。9.外構で使用する場合は、地面と接触しないよう、適切な張り始めとし、適宜水切り処置してください。10.保管は養生を行い、水濡れしないよう注意ください。●木造内壁への施工石膏ボードなどの適用下地に、内外装タイル張り用有機系接着剤スタップ・ジーエス(JIS A 5557)で適用タイルを張付けます。下地メーカーの施工マニュアルをご確認の上、適切な納まりおよび防水・防火措置を実施してください。また、詳細についてはJASS26内装工事JASS11木工事を参照し、必要に応じて下地補強を実施してください。【適用下地一覧】名称仕様メーカー適用構造石膏ボード9.5mm厚以上-ケイ酸カルシウム板比重1.0 6.0mm厚以上-合板Ⅰ類9.5mm厚以上-デラクリートセメントボード吉野石膏※その他下地については、営業支店までお問合せください。【システム例】適応建物下地組下地材仕上材接着剤【注意事項】構造種類間隔種類コテ木造(木造軸組み、木造枠組み)※下地材留付けビスの間隔等の詳細は、下地メーカー仕様に従ってください。※コテは、適用タイルによりクシ目高が異なります。作業時は十分な換気を行ってください。木造軸組工法木造枠組工法柱・間柱、スタッド455mm以下石膏ボードなど適用タイルスタップ・ジーエス5mmクシ目(3mm)339